【体験談】選挙の期日前・投票日受付の求人募集でアルバイト採用、働いた感想

選挙の期日前・投票日の受付アルバイト

選挙の期日前と投票日当日の受付アルバイトの求人募集で面接に行き合格採用、6日間ガッツリと働いた経験があります。

初めて選挙のお仕事をした際は派遣会社を経由して採用されました。

はれこ

求人募集からの派遣登録で気になるのが、グループ面接の様子や服装、準備したものですよね。

また、採用後に実際に期日前投票と選挙投票日の受付してきた経験を元に選挙のバイトについて分かりやすくご紹介します。

短期・ド短期のアルバイトの中で

  • 高収入
  • 短期間
  • 定年後の高齢者も活躍できる仕事
  • リピーター率が高い人気職種

これらの条件をすべて満たしている仕事の一つが選挙バイトです。

  • 選挙のアルバイトの求人募集はどんなもの?
  • 面接の心構えや服装、採用されたバイトの年齢層など
  • 期日前投票と選挙投票日の仕事内容、時給など

選挙スタッフのアルバイト求人広告の全内容

私は新聞の折り込みチラシに派遣会社が求人募集しているのを見て応募しました。内容は以下の通り。

一例としてご覧ください。

投票受付業務
投票所に来られた有権者に対し、投票用紙に記載されている事項の照合。
投票用紙の配布等。

  • 未経験者可
  • 年齢不問(但し、20歳以上の有権者に限る)
  • 週1日~5日の勤務
  • 土・日に出勤可能な方優先
  • 土曜日のみ、日曜日(投票日)のみの出勤も可能
  • 【勤務/期日前投票】
    8:30~20:30(2交替制)
  • 【勤務/投票日】
    6:30~20:30(1日)

朝、求人募集しているのを見つけて、その日に電話連絡をしたところ、翌日に面接を予定していますとのことでした。

大急ぎで写真付きの履歴書を準備し、翌日ドキドキしながら事務所に。
そのまま他の応募者と共に5人での集団面接が始まりました。

面接時の服装は?採用後の仕事着は?

選挙会場で有権者の方々と接するお仕事ということもあり、 やはりみなさんそれぞれ意識した服装やメイクをされていました。

私自身も真面目な服装や礼儀正しい振る舞いを心掛けていました。

私の服装(40代) -面接-

  • 普段着のカットソー
  • ひざ下の黒いスカート(フォーマル服を代用)
  • 肌色パンスト
  • 低めローファー
女性達の服装(50代、60代) -面接-

  • 大人しい色の普段着
  • 薄めメイク、アクセサリー無し
男性達の服装 -面接-

  • 60代~70代は、両親が着ていそうな普段着
  • 20代は、清潔感のある普段着
お仕事マニュアルより(服装)
「華美にならず節度を守った仕事のできる服装としてください」

確かに採用された方々は、マニュアルの指示通りに、
・男女ともにジーンズは見かけませんでした。
・メイクは総じて薄め。
・カラフルな服の人はいませんでした。

選挙のバイトで採用されるのはどんな人?

選挙アルバイト短期間高収入、しかも仕事内容自体はとても単純で楽ということもあり、人気度がかなり高い職種となります。

一度スタッフの経験をした人は、次もやりたいと思う人が多いようです。
つまり募集人数は多数ですが新規採用はとても少ない
(地域によると思いますが)

派遣会社の社員さんがその点は面接時にはっきりと仰っていました。

https://harekibun.com/wp-content/uploads/2019/10/haken-staff.png
派遣の社員

実はリピーターさんが多く、すでに5回、6回と経験しておられる方がいます。

まずはその方々にお声がけしていますので、今回の採用人数は若干名の予定をしています。

…もしかしてここにいる全員が落ちる場合もあるということでしょうか?

集団面接の男性

https://harekibun.com/wp-content/uploads/2019/10/hakenngaisya-mensetsukan.png
派遣の社員

…ええ、今回まだ求人募集が始まったばかりで、別の日にも面接を予定しておりますので、そういった可能性もあります。
すみません…

選挙受付バイトは経験者ばかり
今回のべ200人以上の受付スタッフがいました。
ですが、私が5日間お仕事させていただいた中で「今回初めてです」と聞いたのは2人だけでした…。

選挙の受付バイトは、ほぼリピーター。
別の選挙区でも同様のようです。

採用されているのは、ほぼ女性(30代~60代ぐらい)でした。
私が一緒に働いた派遣男性は2人だけ(定年退職された60代ぐらい)。
女性の中にいてても違和感なく、物腰柔らかな方々でした。
選挙のバイトで採用されるのはどんな人?
採用基準は分かりませんが、区役所・市役所の職員さんと一緒にお仕事しますし、選挙バイトは常連さんばかりなので、その輪に“入っていけそうな人”で選んでいるのではないかと。

そう思う理由は、一緒にお仕事させていただいた方々がみんな、好感を持てるまた会いたくなるようなお人柄だったからです。
恵まれた職場環境でした。

尚、車で40分~60分以上かかる別の市から来られている方もおられました。

一度覚えてしまえば、パソコンの投票受付システムも共通ですし、会場でのお仕事の流れも同じなので、確かにリピ率が高くなるのも納得できました。

選挙の受付に必要なスキルと仕事内容は?

初対面の人達と気持ち良くお仕事するスキルが必要です。

期日前投票では、派遣スタッフ達とチームを組みます。
投票日当日は、自分1人で役所の職員さんのチームに加えてもらいます。

毎回、初対面の方に出会って長時間の勤務をしていくので、お互い気持ち良く働けることが大切。

期日前投票はパソコン操作と誘導がお仕事

期日前投票とは、選挙の当日に行けない方々が前もって投票することです。

地域によっては、役所と直接契約されている方もいますが、私の場合は派遣会社のスタッフがチームとなって会場での仕事をまわしていました。

各ポジション(出入口でのご案内や記載台での説明、パソコン受付、ナンバリングや投票用紙配布など)を時間ごとに巡り全てのお仕事ができるようにします。

基本、立ち仕事。

役所の職員はイレギュラーなことが起きた時の責任者として常駐。

数に関するミスはTVニュースになるぐらい許されないこと
メイン業務であるパソコン受付はとても簡単です。

それよりなによりも、受付漏れや投票者間違いなどに非常にシビアで、数合わせは何度も何度もチェックしまくります。

「夜の部」のお仕事は、神レベルの動きで

期日前投票だけの特別な大イベントが、夜の部の投票時間終了後にあります。

投票時間終了後に、役所の職員が加わり
・投票整理券
・台帳
・パソコンで受付したリスト

を3人1チームで組んでチェックをします。
多い日は10チーム以上で業務にあたります。

整理券の読み上げは職員さんがしてくれるのですが、人によってはビックリするほど読み上げが早いそうで…

私も夜の部のシフトに入っていたので経験してきました。

職員さんが整理券の名前を読み上げると、ベテランの派遣スタッフが神レベルの速さで台帳をめくってチェックします。←感動します。

私はPCで入力した受付リストを確認しながら赤鉛筆でチェックしていくのですが、その速さにもう必死!

はれこ

選挙で投票される「1票」は有権者にとっても候補者にとってもかなりの重みがあるものですが、受付スタッフを経験すると、そのことを改めて実感します。

大切なお仕事をさせてもらってるんだなと思うと嬉しくなりますよ。

投票日当日の業務の流れ、13時間勤務

体育館や公民館、会館などに派遣会社のスタッフがそれぞれ分散し、役所の職員さんの中でお仕事をします。

私は投票日当日、バイトとしては1人だけ小学校の体育館に派遣され、受付係をしました。1,000人以上の名前を読み上げました。

投票日の役割分担

  • 受付(私)
  • 台帳めくって照合
  • 投票用紙配布
  • ナンバリング
  • 集計
  • 誘導
  • 立会人
  • 管理者

合計10名。

投票をしたことがある方は、お仕事のイメージが湧きやすいですよね。

選挙当日はパソコンを使わず紙の台帳をめくって名前などの照合を行います。この台帳担当が一番大忙しポジション

私の登録した派遣バイトは毎回「受付」担当任されていて、投票日当日のお仕事が一番簡単

大変なのは座りっぱなしでトイレが行きにくいことです。

生理になった場合はどうする?

仕事!と思ったら自然と休憩までトイレに行かなくても平気になるんだけど…困ったのが生理中だったことかな。

期日前は休憩の度に行けたんだけど、投票日はお昼休憩のみで…。
有権者さんも多い会場だったので、行くヒマありませんでしたが。

はれこ

生理と重なった場合に注意すること
トイレに行ける回数が限られる可能性を想定して、「多い日用」にしておくと安心です。

投票日は座りっぱなしになるので、漏れないように生理用ショーツや、ソフトガードルを着用しておくと良いでしょう。

服装も漏れた時に誤魔化せる着こなしにしておくとイザという時に助かります。

派遣会社の場合、時給はいくら?

900円~1200円ぐらいが相場のようです。

そこに繁忙日手当や時間外手当などがつきます。

ちなみに、役所からの求人で直接契約した場合は、もっと時給が高いと聞いたことがあります。実際、どれぐらい差があるんでしょうね?

派遣会社に登録している私としては知りたいような、知りたくないような(笑)

選挙関連の仕事は全部で6種類

選挙のバイトは大きく分けて、6種類に分かれます。

  1. 期日前投票
  2. 世論調査
  3. 投票受付
  4. 出口調査
  5. 開票
  6. 事務局

私が体験したのは、「期日前投票」と「投票受付」でした。
また他のジャンルの選挙アルバイトの求人をみつけたら行きたいと思います。

開業しているので、今回の確定申告は複雑になりそうですが、またその時は記事を更新したいと思います。

【肩こり・腰痛対策】13時間座りっぱなしで平気なコツ

期日前投票では6.5時間。
投票日当日は13時間。

ほぼ座りっぱなしで身動きできない状態か、立ちっぱなし状態となります。

ストレッチリンパマッサージを時間があれば常にしていました。

ストレッチやリンパマッサージは大事です!

投票日当日は13時間勤務になりますが、途中10時間を超えてくると腰痛持ちの人は辛そうでした。

痛みが出てからストレッチするのではなく、最初からしておいてくださいね。

サン太

はれこ

おかげさまで仕事中も終えてからも、肩こりや腰痛は一切なかったよ!

選挙のバイトがリピ率が高い理由

冒頭で申し上げた通り、短期・ド短期のアルバイトの中で

  • 高収入
  • 短期間
  • 定年後の高齢者も活躍できる仕事
  • リピーター率が高い人気職種

これらの条件をすべて満たしているのが「選挙のバイト」です。

リピ率が高い理由は、上記に加えて

  • 派遣会社が経験者に先に声をかける
  • 他の区や市まで選挙バイトを巡る人が多い
  • 経験を積むと主任クラスになり時給がUP
  • 仕事内容が単調なので誰でもできる

などが挙げられます。

長時間、投票会場から外出できない拘束状態となりますし、有権者の数が少ない地域を担当すると時間を持て余してしまうことはありますが、世の中いろんな仕事がある中で選挙のバイトは「」な部類に入ります。

経験者優遇のジャンルなので、求人があれば応募してまずは最初の採用を。
きっと仕事を終えた後は、達成感・開放感・解放感が得られます。

以上、私の体験談をもとに、選挙のアルバイト(期日前・投票受付)リピ率が高い理由の記事でした。